在宅介護(自宅で支援を受ける)を整理する
在宅介護を、続けるかどうかではなく「どう支えるか」で考える
在宅介護という言葉を聞くと、「家で頑張り続けること」と受け取られやすいことがあります。
ですが本来は、自宅で暮らしながら、必要な支援を組み合わせていく考え方です。
在宅介護が向きやすい状況
- 本人が住み慣れた家で過ごしたい気持ちが強い
- 家族や周囲の支援をある程度受けられる
- 生活の乱れや困りごとが、まだ調整できそうな段階にある
在宅介護のよさ
環境が大きく変わりにくいため、本人の安心感につながりやすい面があります。
また、家族も生活の様子を近くで把握しやすく、少しずつ必要な支援を足していけることがあります。
気をつけて見たい点
- 家族の負担が増えすぎていないか
- 食事、服薬、排泄、入浴などの生活が乱れていないか
- 夜間の見守りや急変時の不安が大きくなっていないか
こうした点が重なってくると、在宅の良さよりも負担の大きさが前に出てくることがあります。
「続けるか、やめるか」の二択にしなくてよい
- 今の負担を言葉にする
- どの支援が足りていないかを見る
- 家で支えられる範囲を見直す
- 必要なら住まいの選択肢も並べてみる
こんなときは、少し立ち止まってよいサインです
- 介護する側が疲れ切っている
- 本人の生活の乱れが増えている
- 家の中でも安全面の不安が強い
- 家族の話し合いが感情的になりやすい
これは「もう無理」という断定ではなく、整理の段階に入った合図と考えて大丈夫です。
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在宅介護を続けるか迷うときは、今の負担や生活の乱れがどこに出ているかを一度整理すると考えやすくなります。