認知症の兆しが気になり始めたとき

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もの忘れや言動の変化が増えると、家族は「認知症かもしれない」と不安になりやすくなります。ただ、最初の段階では、不安と事実が混ざりやすいものです。

同じ話を何度もする、約束や服薬を忘れやすくなった、家事やお金の管理が難しくなっている、夜になると不安や混乱が強く見える。こうした変化があると、家族は先のことまで急いで考えたくなります。

このページでは、認知症と決めつけるのではなく、本人の変化、家族の不安、生活の安全、見守りの範囲を分けて整理します。

本人の尊厳と家族の不安は、どちらも大切です。まずは、何が変わってきたのかを落ち着いて見ていきましょう。

認知症の兆し確認ナビ

もの忘れや言動の変化が気になり始めたときは、決めつけずに、本人の変化と家族の不安を分けて確認してください。

Q1. いま一番近い状態はどれですか?

  • 同じ話を何度もする、約束を忘れることが増えてきた
  • 服薬、通院、家事、買い物、お金の管理が不安になってきた
  • 以前より不安、混乱、怒りっぽさ、落ち着かなさが目立つ
  • 夜間の徘徊や夜中の不安も気になり始めている
  • 本人はまだ大丈夫と言うが、家族は見守りの限界を感じている

Q2. いちばん避けたい失敗はどれですか?

  • 認知症と決めつけて、本人の尊厳や気持ちを置き去りにしてしまう
  • 気のせいだと思い、生活や安全面の変化を見落としてしまう
  • 家族の不安だけで、住まいや施設の話を急いでしまう
  • 服薬、金銭管理、火の元、外出などの不安をまとめて抱え込んでしまう
  • 見学や資料請求に進んだあとで、何を確認すればよいか分からなくなる

Q3. 次に確認する入口を選んでください

認知症の兆しが気になるときは、すぐに決めつけなくて大丈夫です。本人の変化、生活の安全、家族の不安を分けて整理してください。

認知症の兆しが気になり始めたときは、いきなり診断名や施設の話に進むより、まず何が変わってきたのかを分けてください。

見る順番は、気になる変化を分ける → 見守りや住まいの選択肢を確認する → 次に読むページを1つ選ぶ、の3つです。

ステップ1. 気になる変化を分ける

気になる変化見ておきたいこと次に確認すること
同じ話を何度もする頻度、内容、本人の不安、家族の受け止め方本人を責めず、変化として記録する
約束や服薬を忘れる服薬忘れ、通院忘れ、薬の重複、予定管理食事や服薬が乱れてきたと感じたとき
家事やお金の管理が難しい買い物、支払い、通帳、火の元、郵便物、手続き生活の安全と見守り範囲を分ける
不安や混乱が強く見える怒りっぽさ、同じ訴え、落ち着かなさ、家族への依存本人の気持ちと家族の不安を分ける
夜間の不安もある夜中に起きる、歩き回る、外に出ようとする、家族が眠れない夜間の徘徊や夜中の不安が心配になってきたとき

ステップ2. 見守りと住まいの選択肢を分ける

認知症の兆しが気になるときは、本人の変化だけでなく、家族がどこまで見守れるか、今の住まいで安全に暮らせるかも確認する必要があります。

支え方の状態起きやすい迷い先に確認すること次に読むページ
一人暮らしが心配まだ一人で暮らせるのか、見守りを増やすべきか迷う食事、服薬、火の元、外出、連絡頻度一人暮らしの親が心配になってきたとき
夜間の不安がある徘徊や夜中の不安を家族だけで支えられるか不安夜間対応、転倒、外出、睡眠不足夜間の徘徊や夜中の不安が心配になってきたとき
少人数の環境も考えたい認知症対応のある暮らし方が合うのか気になる本人の状態、生活環境、スタッフ体制、費用グループホームの考え方を整理する
見守りのある住まいも知りたいサ高住など、見守りのある住まいとの違いが分からない見守り体制、生活支援、介護対応、費用サ高住の考え方を整理する
比較材料が足りない家族で話す材料がなく、判断が進まない地域、費用、認知症対応、施設タイプ、資料の見方資料を手元に置いて整理する

ステップ3. 今日確認することを1つ選ぶ

認知症の兆しが気になるときほど、今日すべてを決める必要はありません。まずは次に確認することを1つ選んでください。

今日の状態今日やること次に見る入口
何が変わったのか整理したいもの忘れ・服薬・お金・夜間不安のどれが近いか分ける3分整理シートに戻る
夜の不安も出ている夜間の行動と家族の睡眠負担を分ける夜間の徘徊や夜中の不安が心配になってきたとき
認知症対応のある暮らしを知りたい少人数の暮らしやグループホームの考え方を確認するグループホームの考え方を整理する
見学時に見る点を知りたい生活環境、見守り、認知症対応、スタッフ体制を確認する見学で何を見るかを整理する
資料を見てから話したい家族で見るための比較材料を手元に置く資料を手元に置いて整理する

認知症の兆しが気になるときに大切なのは、すぐに決めつけることではありません。本人の変化、家族の不安、生活の安全、見守りの範囲を分けることです。

もの忘れや言動の変化が増えると、家族は認知症かもしれないと不安になりやすくなります。ただ、最初の段階では、不安と事実が混ざりやすいものです。

同じ話を何度もする、約束や服薬を忘れやすくなった、家事やお金の管理が難しくなっている、前より不安や混乱が強く見える。こうした変化を一つにまとめず、分けて見ていくことが大切です。

夜間の不安も気になる場合は、こちらを確認してください。

夜間の徘徊や夜中の不安が心配になってきたとき

変化に気づくと、家族はつい先の話まで急ぎたくなることがあります。一方で、本人はまだ自分らしく暮らしたい気持ちを強く持っていることもあります。

どちらか一方だけを優先するのではなく、本人の気持ちと家族の不安を分けて考えてください。

認知症対応のある暮らし方を知りたい場合は、こちらを確認してください。

グループホームの考え方を整理する

認知症の兆しが見えてきたことは、すぐに住まいや介護の形を決める合図ではありません。ただ、生活の安全や見守りのあり方を少しずつ見直していくきっかけにはなります。

見守りのある住まいも含めて整理したい場合は、こちらを確認してください。

サ高住の考え方を整理する

資料を手元に置いて家族で確認したい場合は、こちらを確認してください。

資料を手元に置いて整理する

認知症の兆しは、本人を決めつけるための言葉ではありません。変化を見える形にし、本人の尊厳と家族の不安を両方大切にしながら整理してください。

Q. 認知症かもしれないと感じたら、最初に何を整理すればよいですか?
まず、もの忘れ、服薬忘れ、家事やお金の管理、夜間の不安など、どの変化が気になっているのかを分けてください。すぐに決めつけず、変化を見える形にすることが大切です。

Q. 本人が認知症扱いされることを嫌がる場合はどうすればよいですか?
本人を決めつける言い方は避け、困っていることや不安になっている場面を具体的に分けてください。本人の尊厳と家族の不安は、どちらも大切にしてよいものです。

Q. 夜間の徘徊や不安もある場合は、どこを見ればよいですか?
夜中に起きる、歩き回る、外に出ようとする、家族が眠れないなどの不安がある場合は、夜間の徘徊や夜中の不安を整理するページで、本人の行動と家族の負担を分けて確認してください。

Q. 資料請求は、まだ施設を決めるつもりがなくても使えますか?
はい。資料請求は、すぐに入居を決めるためだけではありません。認知症対応、見守り体制、費用、施設タイプを家族で比べるための整理材料として使えます。

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